千葉県で水草が大繁殖し、生態系に影響を及ぼす恐れがあるということで駆除に追われています。地球上で最悪の侵略的植物とも呼ばれる訳とは。 千葉県北西部の手賀沼。県の職員とともに向かったその先には、どこまでも続く“緑のじゅうたん”。一体、その正体とは・・・。 白い花を咲かせているのが地球上最悪の「侵略的植物」と呼ばれる特定外来生物の「ナガエツルノゲイトウ」です。そして、もう一種類の黄色い花は「オオバナミズキンバイ」です。 ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイは、地上や水上で枝分かれしながら伸ばした茎が絡まり合ってマット状に広がるのです。そして、その繁殖力はすさまじいといいます。 地球上最悪の侵略的植物と呼ばれるナカエツルノゲイトウ、そしてオオハナミズキンバイも水面なら同じくらいの繁殖力があるというのです。 千葉県水質保全課・在原潤副課長:「元々は見た目がきれいなので水槽で魚を飼う時にその中に入れる水草として日本に入ってきたものが、こういった形で自然に放たれて繁殖してしまったものと言われています。令和元年度(2019年度)に行った調査では10万平方メートルを超える範囲で繁茂していることが確認されています。その2年前(2017年度)に行った調査と比較すると約1.7倍の面積で広がっていった」 大量の水草は船やボートのスクリューに絡み付いたり、水面を覆って光や遮ることで水中の生態系への影響が懸念されるのです。 とはいえ、これだけの量を手作業で駆除するのは難しい・・・。 そこで「秘密兵器」を投入。千葉県では2020年度から水草刈取船での駆除を開始しています。 ただし、せっかく駆除しても地上でも繁殖してしまうため、土に根をおろさないように舗装された場所で乾燥させてから焼却するといいます。しかし・・・。 作業員:「だいたい1カ月か2カ月くらい。こういうところで乾かしてもちょっと雨が降ると芽が出てくるくらい強い」 千葉県は完全に駆除するのに10年位かかるのではないかとしています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp