https://www.youtube.com/watch?v=szuKY5EBT_Y

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 名古屋市で半世紀以上にわたって愛されてきた老舗レコードショップが先月末、閉店しました。  名古屋・栄の地下街に店を構える「音楽堂サカエチカ店」。地下鉄の改札口から歩いてすぐの抜群のロケーションにあり、1965年に開店しました。  音楽堂・内田英徳社長:「うちの店から向かいの靴屋さんまで、人が多すぎて通れない時代でしたので、お客さんが出会った時が『新譜』。初めて出会って『こんな作品があるんだ』というのが新譜ですので、それを店頭からプレゼンをしてあげると、買って頂けた」  どんな曲でも初めて出会った時が「新譜」。そんな場を提供してきた店は「名古屋に音楽堂あり」と称され、氷川きよしさんやB’zなど名だたるミュージシャンが新曲のプロモーションであいさつに訪れたこともあります。  しかし・・・。  音楽堂・内田英徳社長:「インターネット配信によるダウンロードなど音楽の買われ方・聴き方がだんだん変化するなかで、パッケージ離れが強くなってきたというのが一番大きな要因でしょうか。最後に新型コロナ感染症という思いもよらない感染症のなかで、こんな結果になってしまったというのが実感です」  音楽視聴はネット経由が主流になり、音楽CDの店舗での売り上げは全盛期に比べて1割以下に減少しています。  加えて、新型コロナで客足はさらに遠のきました。  そして、先月31日に音楽堂サカエチカ店は最終営業日を迎えました。男性は最後にトランペットの演奏が入っているというCDを購入しました。  男性:「(Q.何でこのCDにした?)曲が・・・昔の曲が色々入っているから。それだけです。最近の曲はあまり入っていません。懐かしいだけです」「(Q.今後、CDはどこで買う?)こういう店が残っていれば・・・」  「懐かしい!」と店頭で手に取り、思わずレジに・・・。こうして音楽と出会う場がまた一つなくなろうとしています。  音楽堂・内田英徳社長:「無念の一言ですね。きょう、この日を迎えるとは思ってもみなかったです。無念です。ここを通ってくれている色々な方々の思い出の場所でもあるかと思います。重責を担った店だと思っていますので残念の一言です」  店頭での販売はなくなりますが、音楽堂は今後、演劇やコンサート会場での販売や映像制作、配信事業などを続けるということです。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp