「サポートしてくれ」妻に感謝 ノーベル賞・真鍋氏(2021年10月6日)

 今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった真鍋淑郎さん(90)が、アメリカで会見を開きました。「研究を続けられたことに感謝したい」と語っています。

 それに先立った取材に対して答えたのは、妻・信子さんへの感謝の気持ちでした。

■ノーベル賞選出「夢にも思わず」

 米プリンストン大学上級研究員・真鍋淑郎氏:「この場を借りて、感謝したいと思います。産業が発達した現代だけでなく、過去何世紀分にもわたる研究が続けられたことを」

 ノーベル物理学賞の受賞が決まった真鍋淑郎さん。受賞決定の直後、自宅で取材に応じた際は、驚きを隠せない様子でした。

 真鍋淑郎氏:「全くの驚きですね。こういう賞を頂くと夢にも思わなかった。モデルを使い、気候を研究するのを始めたのが、私ですので。それに対して、賞が出たと思ってます」

 日本のノーベル賞受賞者は、2年ぶり28人目。物理学賞の受賞は、6年ぶりのことです。

 真鍋さんは、コンピューターを使った地球温暖化などの予測手法を世界で初めて確立。二酸化炭素濃度の上昇が、温暖化に影響を与えるという気候モデルを世界に先駆けて発表し、衝撃を与えました。

 今回、ドイツとイタリアの研究者と共に選ばれました。

■日本でも快挙に沸く・・・街で号外

 愛媛県出身で90歳の真鍋さんは、東京大学で学んだ後、1958年にアメリカに渡り、気候の研究を続けてきました。現在も、プリンストン大学の上級研究員です。

 真鍋淑郎氏:「気候問題を研究するのが、実に楽しくてしょうがなかったので。困難あったかもしらんけど。非常に面白い人生だと思ってます」

 気候研究が「楽しくてしょうがない」。そう語った真鍋さん。日本でも、その快挙に沸きました。

 5日午後8時すぎ、東京・銀座では、ノーベル物理学賞に選ばれた真鍋さんに関する号外が配られました。

 号外を受け取った人:「誇りに思います。こういう明るいニュースって、あまり普段ないので。すごい、うれしい気持ち」「今の若い人たちが研究するのに、継続していくのが大事だと思うので。そういう意味でも、励みになれば」

■60年代から“気候変動”に警鐘

 真鍋さんが一時期、特別招聘(しょうへい)教授を務めていた名古屋大学で交流のあった研究者は、気候についての研究が、ノーベル物理学賞に選ばれるのは“異例”なことだといいます。

 名古屋大学環境学研究科・須藤健悟教授:「本当に驚きました。物理学賞は、地球科学や天文学を対象にしないと言われてきた。先進国中心に、色んな気候、数値モデルがあるが、あらゆるモデルの原点になっている」

 1960年代から「大気の流れ」と「海洋の循環」を組み合わせた「気候モデル」の手法を確立し、地球温暖化がもたらす、将来の気候変動について警鐘を鳴らしていた真鍋さん。

 世界がようやくこの問題への関心を強めたのは、1990年、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、第一回目の報告書に、真鍋さんの気候モデルを使用してからでした。

 2019年、テレビ朝日が密着取材した際、真鍋さんは当時のことを、こう話していました。

 真鍋淑郎さん(当時87):「大気海洋結合モデルを開発して、温暖化の予測に使いたいと、皆が思っていた。だから、私の論文が、彼らにとってプロトタイプ。手本になった」

■妻の前では「お母さんと子ども」

 同じ分野の研究者として、真鍋さんと古くから交流がある人たちも、世界的な第一人者にもかかわらず、親しみやすい性格だと口をそろえます。

 東京大学理学系研究科・東塚知己准教授:「大学院生の私にも、気さくに話して下さって。色々励まして下さった。小柄な先生なんですけど、体いっぱい使って情熱的に語る。研究に対する情熱がすごい。エネルギーがあふれ出ているような先生」

 後輩・東京大学名誉教授、山形俊男さん:「性格が非常に良くて、キャラクターが良い。淑郎って外国の人は言えないから、『SUKI』で『スキ』って(呼ぶ)。奥さんの前では、真鍋先生は小僧みたいなもんです。『スキこれして、これして、あれして。ダメ!』って。『はい』って。もう、お母さんと子どもです」

■真鍋氏の妻 世の夫婦に“提言”

 自宅でのインタビューでも、真鍋さんは妻への感謝を口にしていました。

 真鍋淑郎氏:「うちの奥様がサポートしてくれなければ、こういう研究は絶対にできなかった」

 するとこの時、妻・信子さんも取材に答え・・・。

 妻・真鍋信子さん:「主人をいつもリスペクト(尊敬)してますし。今、結婚なさったばっかりだったら、奥さまは時々は、ご飯に連れて行ってあげたり、色んなことして。楽しく2人で過ごさないと。つまらないですよ。1回しかないんですから」

 世の中の夫婦に提言も・・・。そして、真鍋さんは若い研究者へ、こうエールを送っています。

 真鍋淑郎氏:「本当の研究の醍醐(だいご)味は、好奇心。なぜ、こういうことが起こるのかと。
[テレ朝news]

コメント

  1. 明太子の皮で避妊 より:

    これたぶんヤラセだよ
    根本的なメカニズムがおかしい

  2. 佐藤早苗 より:

    二酸化炭素を吸って酸素を吐き出してくれる植物。
    砂漠の緑化、ジャングルの保護も進めたい。
    火力発電所から出る二酸化炭素を植物栽培に利用してほしい。
    国会議員の皆様、官僚の皆様、
    ぜひ、宜しくお願い致します!!!

  3. 渡辺亮太 より:

    さも、日本人がノーベル賞を獲得したかのような報道をしたがるのヤバすぎるだろ

  4. 稲富tomusan より:

    いつの世も なぜ取ったのか 忘れるノーベル賞

  5. すめめb より:

    「日本の」じゃないよねアメリカのだよ

  6. もりた より:

    この人がなぜ日本国籍を捨ててアメリカ国籍を取得したのか考えなくてはならない

  7. SA 22C より:

    日本は技術者はものを作ってればいいんだ って考えがあって大事なのはそれを支持して統括するリーダーなんだって考えなんだろ 
    省庁だとか官僚だとか財団法人だとか何とか会議だとか。そういうの

  8. かまのすけ釜田 より:

    日本人じゃないとか言ってる奴なんなの?

  9. 彡よんたん より:

    「サポートしてくれた」妻に感謝
    だろ?

  10. Mini Kate より:

    日本語喋られるが、この発言がもう日本人男性では無いと判る。

  11. ゴルドベックスTV より:

    飯塚幸三に似てる

  12. 河本龍一 より:

    奥さんへの感謝について触れないと、最近は文句言われるから大変よな

  13. 455 JJ より:

    日本が開発者や研究者に冷たいのは
    何故なんだろう

  14. 5656 Fermi より:

    色んな意味で頭いいなぁ

  15. 葱 本物の より:

    うるさい女にもちゃんと配慮してて草

  16. んああ より:

    アメリカ人。

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